今、箪笥の中で眠っている尊い布たち。
捨てることが出来たのなら、とっくに捨てていたのかも知れません。
捨てられずしまっておいたのは何故でしょうか?
大切な方の思い出が、いっぱい詰まったものだから・・・
お出掛けにその着物を着ていた、若かりし頃のお母様、いつもいなせなおじいちゃま、ちくちくと針を運ぶおばあちゃま仕立ての着物、ご自分の嫁入りにしつらえてくれた、袖を通さぬままの訪問着 などなど・・・
気には掛けながら、どうすることも出来ず、ついつい箪笥で眠らせていませんか?
裂織(さきおり)という伝統伎で、現代に通じるお洒落な品に甦らせ、是非もう一度、眠っていた布たちに光をあててあげて下さい。裂織作家田村陽子がお手伝いいたします。
<裂き織に適した布>
①木綿・絹の着尺や羽織で平織のもの。
②紬など先染めのものより、後染のもの(一般の染物)の方が柔らかく仕る。
:色褪せ、シミ、少々のほころびは、裂いて織ってしまう分には問題ありません。
<用途>
①コート、ジャケット。ポンチョ、ベスト等
(紳士物はテーラー仕上げ)
②帯(名古屋帯・半幅帯・角帯)
③バッグ・手提げ・袋物
※形見分けで着物をそのまま頂いても今は困る世の中です。裂織の巾着などにして親しかった方へ、形見分けを行うというアイデアは如何でしょうか?
④タペストリー、テーブルセンター、コースター
<必要枚数の目安>
着ていた方の身長や男女の仕立て違いにもより、一定ではありませんが、一枚の着物を裂き織にすると、およそ2~3
メートル(幅30~40cm)位の長さになります。
<ご注文者へのお願い>
裂き織にしたい着物(羽織)をよく洗濯後(洗濯機可)解いてからお送りください。シワを伸ばす程度でアイロンの必要はありません。洗濯、解きが面倒な方はそのままお送りください。(別途料金¥3000)
<デザイン、製織、仕立て料>
内容により一定ではありません。
一例 婦人物ベスト¥35,000~
紳士物ベスト¥45,000~
*ご注文者との直接取引」になりますので、展示会の販売価格より安価でお求めになれます。
<特例>
絹や木綿で平織ですと、一見裂く条件が整っているようでもどうしても裂くことの出来ない着物や羽織があります。また余りにも古すぎて粉々になってしまったり、裂くことに持ちこたえられない場合ちぎれてしまうこともございます。
<ご相談>
先ずはどのようなことでも結構ですので、お気軽にご相談ください。ご希望の内容に沿ってお見積りさせて頂きます。着物地をそのまま洋服に活かしたいという方のご相談にも応じます。
お問い合わせ
E-MAIL:yokotamura9548@gmail.com
TEL・FAX:0465-42-5576 田村陽子
2019年 神奈川新聞に掲載されました。 : ★クリックで拡大します。
着物リメイクをご注文頂いた方、また体験された方から、嬉しいご感想をいただいています。
神奈川県・國島和子さまより 「叔母の着物を裂織リメイクでプレゼントに」
早逝した叔母の銘仙と付け下げを裂織に。裂く作業に二か月間。当日は田村先生が付きっ切りで手伝って下さる中、無心に織り続けました。一枚の布に織り上った時の達成感!思えば、その間ずっと、やさしかった叔母とのあれこれを思い出す良い時間でした。和洋両用の巾着袋に仕立て、叔母とは会う事はなかった二人のお嫁さんにプレゼントしました。叔母を忘れず、感じていてほしくて。とても喜んで「大切にします」と言ってくれました。よかったね!ちえこおばちゃん。
染織工房たむら・Gallery回廊 瞬(とき)主宰
裂織作家 田村陽子
所在地:神奈川県小田原市千代106-1
TEL/090-6025-3339
E-mail:yokotamura9548@gmail.com
Artist Yoko Tamura
SOMEORI KOBO TAMURA
GALLERY KAIROU TOKI
106-1 Chiyo,Odawara-city,Kanagawa, 250-0215,Japan
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